ウインオワーズ号 引退
例年通りの長期夏休みということで、遅ればせながらウインオワーズ号の引退についてです。
戦歴は10戦0勝 (掲示板1回) で、残念ながら未勝利引退となってしまいました。
入厩直後より気性の激しさを指摘されていた馬で、どうやらトレセン~競馬場をきちんと理解する賢さを持っていて、外厩では良くなることもありましたが入厩後は元通り。血統的にはもう少し長い距離を使っても良いと思っていましたが、一貫して短距離での起用になりました。
個人的に悔やんでいるのは冬小倉開催での数戦です。芝1200mでそれなりのレースを2戦できた所の3戦目、ゲートが決まったのに下げてしまった秋山(稔)Jの判断ミス・・・。前に行っていたらどうなったかはIfの世界ですが、ここで権利が取れていれば以降のレース選択がかなり幅があったはずです。
結果的にスピード不足の所にダートの1000m、併せてゲート難を発症してしまい手の施しようが無くなってしまいました。どうせゲートは出遅れるので、一度はダートの1700mを試して貰えていれば、より納得できたとは思います。それでも良く我慢して数は使って貰えていました。
ここに目を付けて貰ったのか、サラオクでJPN技研さんに購買頂いた模様です。どこの競馬場になるかは分かりませんが、決して能力不足の馬ではないと思っています。
ちなみに、この馬の応援は新馬戦と、函館でのダート替わり初戦の2回でした。そこそこ色気を持っていた2戦でしたが、競馬は上手くいきませんね。
個人的な反省点としては、当時を振り返っても何を決め手にして出資したのか分からない所があります。ふんわりと芝中距離くらいで~とか写真が良い感じで~はあったのですが、出資判断に対してFBが利かないのでこれは反省です。見立てが違っても良いので、なぜ出資をしたか?をクリアにすること、を今年の出資では確実に実施しています。
初めての未勝利引退になりましたが、そういう意味でもとても勉強になった1頭です。これからの活躍に期待しています。